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中国支援でケニアに鉄道開通、巨額収賄?=為替王

2017-07-14 09:16

Q: 中国の支援でケニアに鉄道が開通したって本当ですか?
A: はい。ケニアでは約480キロ(※だいたい東京~大阪と同じ距離)の長距離鉄道が開通しました。ケニア国内では過去最大規模のインフラ事業です。日本円換算で4千億円以上かかったとされる費用のうち、約9割を中国が出資しました。
 
Q: 中国が何千億円も支援したんですね?
A: といっても、中国からケニアへの贈与(プレゼント)ではありません。ケニアは中国から多額の借金をしただけで、今後、計画通りに返済できるかどうか疑問です。
 
Q: ケニアが中国から借りたお金を返済できなかったら、どうなりますか?
A: それがまさに中国の狙いです。借金の返済が苦しくなったケニアに、中国は付け込むでしょう。具体的には、中国製品をたくさんケニアに輸出して買わせたり、ケニアの天然資源などの権益を中国が奪うことが想定されます。今までケニアにとって日本が最大の支援国でしたが、日本人はそんなひどいことはしませんでした。中国人(中国共産党)は、自分たちの利益、国益しか考えていないおそれがあります。
 
Q: ケニアの政治家は、そのことがわかっていないのですか?
A: 今回の鉄道事業は、入札など無く、中国へ発注されて、しかも、建設費用が類似の事業と比べて、突出して高額であることがわかっています。これはすなわち、巨額のワイロが中国からケニアの政治家へ渡っていると考えるのが自然でしょう。
 
Q: ケニアだけが中国にそこまで取り込まれてしまったのですか?
A: いいえ。鉄道事業については、ケニアのほか、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、南スーダン、ブルンジなどの周辺国にも巨大鉄道網を建設する計画です。なお、エチオピアにはすでに中国が支援した長距離鉄道が開通しており、これも2~3千億円相当が中国から借金して完成しました。この先、中国が、国連など国際舞台で反日的な意見や利己的な考えを表明したとしても、それらのアフリカ諸国は中国に反対するのは難しいかもしれません。
 
Q: そもそも中国はそんなに融資できるほど景気がいいんですか?
A: いいえ。これまでの高度成長が鈍化していることは確かです。繰り返しますが、中国は別に、アフリカを「支援」しているわけではありません。ヤミ金と同じで、返済不能なほどの大金を貸して、相手の弱みに付け込み、中国に有利な条件をいろいろ突き付けて、中国の国益につなげるのが本当の狙いでしょう。
 
Q: 今後の中国の景気については、何か判断材料はありますか?
A: 中国のGDPは来週発表予定で、おそらく人為的な操作により、6%台後半の目標通りの数値が出てくるものと思われます。他に注目するならば、中国の高成長の象徴のひとつでもあった外貨準備の伸びが止まって、3年ほど前から減少に転じています(3年前のピーク時約4兆ドルから現在3兆ドル前後)。この先、再度伸びていくのか、一段と減少に向かうのかも注目されます。(執筆者:為替王)(イメージ写真提供:123RF) /*snsボタン*/

【国をあげての巨額収賄?】中国融資でケニアに鉄道が開通したとのニュースを見ました。
今週の為替見通し(2017年7月10日~)


 

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