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本日注目の通貨ペア】トルコリラ/円:トルコ中銀に大統領と刺し違える覚悟はあるか

2018-09-13 16:26

 13日の日本時間20時に発表されるトルコ中銀(TCMB)の政策金利発表に市場の注目が集まっている。トルコでは8月インフレ率が18%弱に高進しており、インフレ抑制のためには大幅な利上げが不可欠と見られている。ところが、同国で絶大な権力を持つエルドアン大統領が利上げに否定的な見解を示しており、TCMBが総裁人事権をも握る大統領の意向に逆らえるのか、という点を不安視する向きは少なくない。なお、8月末にトルコ中銀のキリムチ副総裁が辞任したのは「政権との意見の不一致」が理由とされる。その意味では、TCMBには「大統領の反感を買ってでもインフレを止める」という「中央銀行の気概」が問われる事になる。

 そうした見方を反映するように、今回の政策金利(1週間物レポレート)についての市場予想は大きく割れている。某大手通信社が集計するエコノミスト予想によると、22人の予想中央値は21.00%(3.25%利上げ)だが、予想の分布は17.75%(据置き)から25.00%(7.25%利上げ)までと広範囲に渡る。万一、据置きなら市場が失望するのは必至と見られるが、これほど見方が割れている中では、どれほどの利上げなら市場が満足するのかも不透明と言わざるを得ない。

 また、TCMBが「あらゆる手段を駆使して次回会合で金融政策スタンスを調整する」との声明をあらかじめ発表した事で、ポジティブサプライズへのハードルを自ら上げてしまった面もある。政策金利の引き上げではない「他の引締め策」を発表したり、2-3%程度の利上げにとどまった場合は(もちろんそれ以下でも)、市場から「手ぬるい」「効果が薄い」と評価されてしまうリスクがくすぶっていると見るべきだろう。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF) /*snsボタン*/

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