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【為替本日の注目点】ユーロドル2カ月ぶりに1.18台を回復

2018-09-25 09:44

 昨日は東京市場が休みのため、アジア時間では動かなかったドル円はNY市場では緩やかに上昇。112円84銭までドル高が進み、ほぼこの日の高値圏で引ける。ユーロドルはドラギECB総裁の発言を受けユーロ買いが加速し、1.1815と、6月中旬以来となるユーロ高をつける。ユーロは対円でも133円台に乗せる。株式市場は政治、貿易リスクが高まったことから反落。ダウは5日ぶりとなる181ドル安。一方ナスダック指数は6ポイントの上昇。債券市場は続落。ドイツ国債が売られたこともあり、債券価格は下落。長期金利は3.08%台で引ける。金、原油はともに上昇。原油価格はイランからの供給が減少するとの見方が広がる。
 

ドル/円112.43 ~ 112.84

ユーロ/ドル1.1745 ~ 1.1815

ユーロ/円 132.34 ~ 133.07

NYダウ -181.45 → 26,562.05ドル

GOLD +3.10 →1,204.40ドル 

WTI+1.30  →72.08ドル 

米10年国債 +0.026 → 3.089%

 
本日の注目イベント

日  日銀金融政策決定会合、議事要旨
日  黒田日銀総裁講演(大阪)
米  7月FHFA住宅価格指数
米  7月ケース・シラ-住宅価格指数
米  9月消費者信頼感指数
米  9月リッチモンド連銀製造業指数


 ドル円は112円台半ばから後半で堅調に推移しています。昨日は東京市場が祝日で休みで、アジア時間に112円台半ばまで売られた場面もあったようですが、NY市場では112円84銭まで買われ、先週金曜日に記録した112円88銭にわずかに届かない水準までドル高が進んでいます。

 ドル円の動きは、上げるにしても下げるにしても、そのスピードは緩やかなのが、このところの特徴です、また昨日もクロス円からの円売りの影響があったと思われ、特にドラギECB総裁の発言もユーロ買いにつながりました。総裁は講演で、「ひっ迫しつつある労働市場が賃金の伸びを加速させる中で、向こう数カ月に基調的なインフレ率はさらに上昇する見込みだ」とし、「域内の価格圧力は強まりつつあり、裾野を広げている」と述べました。来年終盤の利上げ実施見通しに向け、順調に進んでいることを印象付けユーロ買いを誘いました。ユーロドルは6月14日以来となる1.1815まで上昇し、この結果、上値は限定的だと見ていた相場観も修正を迫られる状況が近いかもしれません。

 日足チャートでユーロドルは、既に「雲抜け」を完成させており、MACDでは両線ともプラス圏に入っています。今後1.17台を固めるようだと、もう一段上昇し、「200日移動平均線」のある1.19台半ばまでの上昇もないとは言えません。ただドル円ではドル高が続いており、この状態でユーロドルが上昇すれば、ユーロ円はさらに上昇するということになりますが。どうでしょう・・・・。

 今朝も話題の中心はトランプ大統領です。訪米中の安倍首相は24日夕、トランプ大統領と会談を行い、26日の首脳会談後に通商問題に関する最終決断を行う模様ですが、その前には本日、茂木経済再生担当相がライトハイザー米通商代表部代表と協議を行う予定でしたが、
日本時間の今朝、突然米国側から延期の申し出があり、延期が決まったようです。茂木大臣は、記者団に、「何か両国の間に揉め事があったわけでは全くない」と語っていましたが、日米の通商問題をめぐる溝が埋まっていないことが「原因」である可能性もあります。いずれにしても、今回の首脳会談では、これまでのような和やかな雰囲気で「シンゾウ、ドナルド」とお互いを称えている状況ではありません、11月の中間選挙では苦戦をしており、何としても「成果」の欲しいトランプ氏がどこまで本音をむき出しに貿易赤字削減を迫ってくるのか、見ものです。

 ドル円の動きは鈍いですが、下げるイメージが徐々になくなってきたような印象です。先週の18日(火)に112円台を回復して以来、まだ一度も112円を割り込んではいません。一方で112円80銭から上値がやや重くなり始めており、これで113円には届かない展開になってはいますが、クロス円全般の上昇傾向、米長期金利の上昇傾向と、ドル円を支える材料があるため、いずれ113円台乗せはあるとは思いますが、「好事魔多し」と言います。もしかしたら、今回の日米首脳会談がそのきっかけになるかもしれません。ここは一旦利益を確定するチャンスを探してもいいのではないかと思います。本日のドル円は112円30銭~113円10銭程度を予想します。(執筆者:佐藤正和・外為オンライン 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF) /*snsボタン*/

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