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景気減速懸念のある中国への直接投資にブレーキ? 大和総研が中国の国際収支を分析

2019-01-22 17:52

 米中貿易摩擦の激化で注目度が高まっている中国の国際収支だが、中国国家外貨管理局が発表した2018年7-9月期の国際収支統計によると、国外資本の直接投資による流入が大きく減少し、貿易信用による流入が増加した。大和総研経済調査部の研究員 中田理惠氏は1月21日に「中国:資金流入ペースに陰りの兆し」と題したレポート(全6ページ)を発表した。対米輸出の減速懸念がある中国では、「対内直接投資の減少が一時的となるか今後の動向を注視する必要がある」と分析している。レポートの要旨は以下の通り。
 
◆2018年7-9月期の中国の経常収支は233億ドルの黒字となり前期比で黒字幅は拡大した。金融収支(外貨準備を除く、以下同様)は140億ドルの資金流入超となり、資金流入額は前期比で減少した。誤差脱漏はマイナス401億ドルとなりマイナス幅を拡大した。
 
◆誤差脱漏における流出超の幅は金融収支の流入超の幅を上回っている。中国の場合、誤差脱漏は投機的資金の動向の目安ともされる。金融収支の資金流入額が小幅になっている状況を踏まえると、今後は誤差脱漏の動向にも注意が必要であろう。
 
◆海外資本の流入額は4-6月期から横ばいだが、内訳を見ると直接投資は半減している。米中貿易摩擦による対米輸出の減速懸念やこれに伴う中国経済の減速懸念も浮上しており、対内直接投資の減少が一時的となるか今後の動向を注視する必要があろう。(情報提供:大和総研)(イメージ写真提供:123RF) /*snsボタン*/

大和総研リサーチレポート ‐ 一覧
中国:資金流入ペースに陰りの兆し ‐ レポートの詳細・図版付

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