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【為替本日の注目点】米モデルナがコロナワクチン94.5%の有効性を発表

2020-11-17 09:36

 ドル円は欧州から米国の朝方にかけて105円台を回復したものの、その後104円台半ばまで押し戻される。この日もリスク選好のドル安の流れに。ユーロドルは1.18台で推移。朝方は売られたものの、徐々に買い戻され、1.1856まで上昇。株式市場はコロナワクチンへの期待から大幅に続伸。ダウは470ドル上げ、3万ドルの大台に迫る。S&P500は連日で最高値を更新。債券相場は続落。長期金利は0.90%台に。金は小幅ながら続伸。原油は反発し41ドル台に。

11月NY連銀製造業景況指数     →  6.3  

ドル/円  104.50  ~ 105.01
ユーロ/ドル 1.1815 ~ 1.1856
ユーロ/円  123.62 ~ 124.37
NYダウ  +470.63 → 29,950.44ドル
GOLD  +1.60  →  1,887.80ドル
WTI  +1.21  → 41.34ドル 
米10年国債 +0.010 → 0.906%

【本日の注目イベント】

豪   RBA、金融政策会合議事要旨公表
欧   ラガルド・ECB総裁講演
英   ベイリー・BOE総裁講演
米   10月小売売上高
米   10月輸入物価指数
米   10月鉱工業生産
米   10月設備稼働率
米   11月NAHB住宅市場指数
米   アトランタ、ミネアポリス、ボストン、サンフランシスコ連銀総裁が
4連銀主催オンライン会議に参加
加   カナダ10月住宅着工件数

 日本も含め、世界で新型コロナウイルス感染拡大が猛威を振るっている中、ワクチン開発で、ファイザー製薬に次いで新たな朗報がありました。米モデルナは16日、新型コロナウイルスのワクチンが大規模な第3相臨床試験で94.5%の確率で効果を示したとの暫定結果を発表しました。モデルナは3万人余りのボランティア被験者のデータを分析し、95人の感染者のうち、ワクチン接種を2回受けた被験者で感染したのは5人のみで、偽薬を接種されたグループは90人だったと発表しています。また同ワクチンは通常の冷蔵庫の温度で30日間安定していることも新たな安定性データで示されています。

 先週のファイザー製薬がワクチンの高い有効性を発表したことに次いで、モデルナの発表はコロナの感染拡大に直面している世界にとって極めてインパクトのある朗報です。NY株式市場では、同社の株価だけではなく、コロナ撲滅期待からほぼ全面高の展開となり、ダウは3万ドルの大台まで50ドル余りに迫っています。日経平均株価の方も昨日は500円を超える上昇を見せ、世界でも稀にみる周回遅れの日本株も、本日には2万6000円の大台を回復すると見られます。リスク選好からドルの上値は重く、昨日のNYでは長期金利が上昇したことに伴い105円台に乗せる場面もありましたが定着せず、押し戻されています。今後も株価が堅調に推移するとみれば、上値の重いドル円はジリジリと値を下げる展開も予想されますが、逆に株価が調整局面を迎えるようだとドル円が反発する可能性もないとは言えません。日本では中間決算の発表をほぼ終え、上場企業の上半期は全体で38%の減益だったことが報じられています。通期でも34%の減益が予想され、さらに16%の企業が赤字と予想されています。中でも製造業の業績が厳しく、コロナ前の水準に戻るのは2022年度と見られています。株価は「先読み」をすると言われますが、やや「読み過ぎ」の感があると感じるのは筆者だけではないと思われます。

 バイデン政権で次期財務長官候補として名前の挙がっているイエレン前FRB議長は、記者の質問に「これに関しては何も話すことはない」と答え、自身が長官に適任だと思うかと問われると、「それは他人が決めることだ」と語ったそうです。(ブルームバーグ)全米50州の票が確定し、バイデン氏は次期政権の閣僚人事にも着手したと報じられている中、トランプ氏にやや変化が出てきたようです。トランプ氏は15日朝、「He won」(彼が勝った)という文言を含むツイートを発信しています。共和党のハッチンソン・アーカンソー州知事は「受け入れの始まりだと思う」と述べており、敗北を認め始めた可能性もあるようです。ただその可能性をメディアが報じるとすぐに、「私は何も認めていない」とツイートしています。トランプ氏が直ちに敗北を認め、バイデン政権へのスムースな移行こそが、トランプ氏が掲げた「Make  America  Great  Again」への最良の道の一つだと思いますが、どうでしょうか。

 本日は引き続き日本株の上昇が予想されます。リスク選好のドル安の流れは、東京市場ではやや異なるものの、依然として上値が重いと思われます。104円割れが目先の焦点ですが、どこまでドルが下値で粘れるかといったところでしょう。予想レンジは104円~104円90銭程度とします。(執筆者:佐藤正和・外為オンライン 編集担当:サーチナ・メディア事業部)(イメージ写真提供:123RF) /*snsボタン*/

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